電子授受の進む向きと標準電極電位

E0値が小さいほど酸化数の低い還元体が電子を出しやすい。

E0値が大きいほど酸化数の高い酸化体が電子を受け取りやすい。

Fe2+, Fe3+ , Mn2+, Mn4+ が含まれる水溶液

Fe2+ = Fe3+ +e- E0=+0.77V…�@

Mn2++2H2O = MnO2 +4H++2e- E0=+1.23V…�A

相対的にみて�@のE0の方が�AのE0より小さいので、 Fe2+が電子を出し、その電子をMn4+がもらう反応が起こりやすい。

Fe2+ → Fe3+ +e-

MnO2 +4H+ +2e- → Mn2+ +2H2O

まとめると次の酸化還元反応が進む

2Fe2+ + MnO2 +4H+ → 2Fe3+ + Mn2+ +2H2O

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