ロシアって

北の大国ロシア。もちろん日本とは違う。ここでは「おっ」と目を見張ったロシアについてご紹介

その1)ロシアの銀行

今回とっても苦労したのが両替え。船のレンタル代などをルーブルで払わなくてはいけないのに,日本では両替えできない。到着したのは金曜日の深夜。週末は銀行もあいておらず,ルーブルなしでなんとかやり過ごし,月曜日にスワッと銀行に駆け付けたが.....。いったいいくつまわったことだろう。銀行によって5%以上レートが違うし,ルーブルのストックもないため,日本円にして50万円くらいの金額を両替えするために,次から次へと銀行の金庫を空にしながら,大金を持ってさまよい歩いた。結局その日一日,銀行めぐりで終わってしまった。


その2)ロシア時間
ロシア人はとっても時間に正確である。唯一待たされたのは,我々のリーダー・エディックが,船に到着するのが遅れて,出航が予定通りいかなかったことくらい。でも私たちの旅でもっとも重要といっていいこの出航におくれるなんて.....



その3)ロシアのやる気

今回の実習で,湖内の水採集があった。しかし採水器が故障して利用できず,代替のものは使っていなかったせいでゴムが劣化して,やはり利用不能となってしまった。夜中の一時,堆積物の採集を終え,もう水の採取をあきらめて三々五々部屋に戻った私たちに朗報が。なんとリーダーがどうにかこうにか採水器を修理して,水がとれるかもしれないというのだ。試してみたら,やった,ちゃんととれた!とはいえ,そもそも代替品であるためにとれる水の量は少ないし,ゴムの劣化のせいでとれた水の3分の1は失われてしまうしで,必要量をとるためにいったい何度採水器を降ろしたことか....。その日,結局,朝まで徹夜で作業。しかも次(?)の日は当然通常通り朝8時から仕事である。一度はあきらめた私たち。あきらめなかったロシア人リーダー。ロシアの時代もすぐそこだ。

その4)ロシアのタクシー

両替えに駆け回っていたときの私たちの強い味方はタクシー。次から次へと乗り継いで銀行から銀行へ飛び回った。その際,どう見ても家族連れのドライブにしか見えない車が,実はタクシーだったりして,後部座席であめ玉を握りしめた子供とぎゅうぎゅうになって座れされた。とても変。

その5) バスドライバー

日曜日の見学は研究所が用意してくれたバスでの移動となった。昼食を終えてどこかへ向かうバス。行き先のアナウンスがないがいつものことなので大人しく座っていたら,どう見ても団地にしか見えない場所に連れて行かれた。ロシアの市民生活を学ぶ場所でもあるのかときょろきょろしていたら,どうもそこはバスの運転手の家らしい。お昼ご飯を家で食べてくるので待っててくれとのこと,こんなのってあり?

その6)ロシアの食事

その7)ロシアの酔っ払い

 

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