バイカルサマースクールの日程

実は日程は出発直前まで,分かっているようでよく分かっていませんでした。 行ってみてどうやらロシアでは顔を見ての交渉が一番(というかそれしかない)だと思いました。結局ほぼ最初の予定通りでしたが,微妙にあちこち変更することとなりました。

 
   

8月1日(金)関西空港に13:00集合。15:30発の飛行機でウラジオストック経由でイルクーツクへ。到着してホテルに落ち着いたのは日も変わった夜中の1時頃。

8月2日(土)鉱物博物館,イルクーツク美術館の見学。

8月3日(日) スパシカヤ教会,第2次世界大戦戦没者碑,森の中の博物館見学

8月4日(月)陸水学研究所,地球化学研究所の見学,湖沼堆積物についての第一回講義

8月5日(火) バイカル湖ほとりの町リストビヤンカにあるバイカル博物館見学。その後ベルシャーギ号に乗り込み出航。リストビヤンカ南方で一旦上陸しプレカンブリア紀の岩石の観察。その後湖内の第1地点と第2地点で試料採集およびその処理実習。それと同時に第2回湖沼堆積物についての講義と湖沼の水試料の取り扱いについての講義。

8月6日(水) 第3地点,第4地点で試料採集。およびその処理法の実習。その後,ペチャハナ湾を経て,シアヤ湾に上陸し,陸上試料の採取実習およびロシアサウナの体験。

8月7日(木)大嵐の中オルフォン島に上陸。氷河地形とプレカンブリア紀の岩石の観察 。その後嵐を避けてアヤ湾に避難し,そこで前日採集した試料の処理実習の続きを行う。

8月8日(金) 船を降り,イルクーツクへ戻る。陸水学研究所所長のグラチョフ博士の講義。その後,ロシア側のスタッフに感謝の気持ちを込め,ささやかな夕食会を行った。

8月9日(土)日も変わって間もない真夜中のフライトで一路日本を目指す。ウラジオストック経由で新潟に到着し,その後は電車で金沢へ。参加者のみなさんお疲れ様でした。

 


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