生活のこと

1,ごみ
ロンドンの街は汚い。あちこちにゴミが散らばっている。電車の中にも読み終わった新聞や,買ったら付いてきたけど読む気にならない新聞の広告などが散らばっている。これにはまったくあきれるばかりだが,テロ対策でゴミ箱を置かなくなったためゴミ箱に捨てる代わりに町中に捨てているのだとか。しかもゴミの分別もしている気配がない。どうなってるんだ,ロンドン!!(2001.4.1)

後日談:街をうろうろしてみると,ところどころに超巨大なゴミ箱が並んでいるのを発見。どうやら分別ゴミ捨て場らしい。缶や瓶などはここに運んで分別して捨てるみたい。やっぱこうでなきゃ,環境先進国ヨーロッパの一員の名が廃る(2002.1.21)。

2,本
わたしは本を読むのが好きである。さすがにこちらで日本語の本を買うと高いので,なにか読みたいときはあきらめて英語で書かれているものを読む。読んでちゃんと内容がわかるか面白いか不安なので,なるべく安い本を探す。するとこちらで一冊1ポンドで本を売っている通信販売があるではないか!配達料も向こう持ち。ただしイギリス国内でのみ注文可能。早速たのんでしまった。なぜこんなに安いのか謎である。おおかた住所をどこかに売っているのではと勘ぐっているのだが.....。(2001.4.1)

後日談1:その会社からはコンスタントに本の宣伝が送られてくる。それに他の会社からのリーフレットを同封してくる。おそらくこれらの会社からの広告費が本を安くしているかと思われる。(2001.5.5)

後日談2:その後その会社からなんとEditor's choiceという名目で勝手に本が送られてきて,請求書も後ほど届けるとのメモが同封されている。どういう事か聞こうと電話してみても,コンピュータ音声で「○○が知りたければ1押せ」とか言ってるだけでいっこうに要領を得ない。とりあえず本の値段について情報を得るとどうやら4000円くらいするらしい。最初に安い本で人を釣っておいてあとは勝手にどんどん(高い)本を送ってくる!なんてこと!押し売りだったのだ!とりあえず本は送り返しました。(2001.6.6)

3,洋服
標準よりかなり小さいわたし。日本で服を買うときは合うものを見つけるのがたいへんだし,サイズさえ合えばつい買ってしまう。ロンドンで服を探す苦労を考えて,だんなのスーツケースにまで自分の服を詰め込んできた。しかしそんなわたしでもジーンズだけはウエストサイズで見つけてあとは裾をじゃきーんと切ってもらって,何苦労なく買うことができるので,こちらで買うのを楽しみにしていた。そしたらなんとこちらでは,日本によくあるようなジーンズショップでも裾直しのサービスはしていないというではないか。ショック。しかし地質屋としてジーンズの一本も持っていないわけにはいかない。思い切って買い物に行きました。そしたらこちらのジーンズはなんと最初から短いものは短い!ウエスト・長さともジャスト・マイ・サイズ。なぜ?と思いつつ,ありがとうロンドン。

思うにこれは多民族による集合体として,あらゆるニーズに応えることができるように品揃えをよくした結果だと思われる。日本は人種的に偏った国だからある規格範囲におさまる人がほとんどで,それにはずれる人にはほんとに冷たい....。(2001.4.1)

4,故障と修理
こちらで生活を初めてまもなく,シャワーが壊れてしまった。温泉天国・金沢から来た日本人としてはせめてシャワーくらいはゴージャスに浴びたいもの。ちょうど学会で自分が留守にしたのとイースター休みが重なって,修理に2週間かかった。でも友達に永遠に直らないと覚悟しといた方がいいと脅されていたので,たった2週間で修理がおわってほっと一安心。2週間ですんだのはオーナーがインド系イギリス人だから?などと勘ぐりつつ,びっくりしたのは結局シャワーの修理をオーナーの息子が通ってきて,まさにDIYという感じで直してしまったこと。こちらではそんなことは当たり前なのか?もし日本でシャワーが壊れたら,即電器屋呼んでます.....。(2001.5.20)

5,テレビ番組ー戦争
テレビを見ていると戦争を取り扱った番組がっけこうある(今だけ?)。当然日本軍をを取り扱ったものもある。存在していることそのものが驚きである映像を見ることができ興味深い。非常に残酷な映像もあり,しかし遠慮なくいわゆるゴールデンタイムに流れていることも文化的な違いを感じる。日本での私は(私だけだろうか?)戦争にたいしてベールがかかった状態で認識していたように思われる。こちらでは戦争を霞の彼方の事件としてではなく,現実的な(よかれ悪しかれ)人間活動の一環として捉えているような印象を受ける。(2001.5.20)

6,国勢調査
10年に一度という国勢調査期間に運良く居合わせた。聞かれる内容は日本とたいして変わらないが,人種調査が面白かった。「わたしはアジア系である」と答える欄と,「私は中国系である」と答える欄があって,それぞれ細目としてアジア系であると答える欄の下には「インド系」や「パキスタン系」とならんで「それ以外のアジア系」がある。一方中国系であると答える欄の細目としては,「その他のエスニック」があった。私は日本人として,どこに自分を分類すべきなのか迷ってしまったが,こちらの人にとってFar Eastはアジアに入ってないのねと(あとで)実感したのであった。(2001.5.25)

後日談:2002年になるかならないかの頃,100年前(1901年)の国税調査の結果がWebで公開され,大量のアクセスがあったとして話題になりました。何でも夏目漱石の名前もあったとか。もしまた100年後に開示ということになれば,私たちの名前もイギリス居住者として載るのね〜と,ちょっとうっとり。(2002.1.11)

7,電気代:600ポンド(現レートで10万円以上)?なんじゃそりゃ?
ロンドンにきて早3ヶ月が過ぎ,とうとう3ヶ月ごとに支払う電気代の請求書がきた。なんと開けてびっくり3ヶ月分で600ポンド!ロンドンは恐ろしいところだと二人でがっかりしてしまいました。でも他の人に聞いてもインターネットで調べても,そんなに高いはずはない。そもそも今月のメーターが前回のメーターより値が小さくてマイナスになってる。あり得ない!(マイナスのくせにその値の絶対値に単位価格をかけて金額を算出していた。いい加減!)

 前の住人の分まで請求されているに違いないという友達の推測に従って,まず不動産屋に連絡。しかし請求書に書いてある前回メータと,不動産屋が電気会社に連絡した値(不動産屋が入居時に値を調べて控えておいてくれた)は一緒だった。そもそもこの値が間違っていた可能性があるとのことで,以前の利用者(大家さん)に連絡を取って調べるよう言われたので,電話してみたが留守で通じない。それで直接電気会社に問い合わせてみると,まず現在のメータがいくつか見てみろと言う。なに!?これあんたんとこで調べたんと違うんか!?と思いつつ,電気メータを見に行くと(これを見るのも右往左往していろいろたいへんだった)ぜんぜん違う!どうやら電気使用量を示すメータを向こうが読み間違えていたみたい。というよりほんとにちゃんと読みにきたのか疑わしい。もう一度連絡して値を伝えると,そのうち新規の請求書を送るとのこと。今まで日本でそんな間違いにお目にかかったことないのに.....。いったいイギリスって....。Parcel Force の件もあったし,やはりあてにならない人がここには(けっこう)いると思ったのでした。しかしてっきり日本とは物価が違うと納得してもう少しで払ってしまうところでした。あぶないあぶない。(2001.6.3)

後日談:イギリスの名誉のために付け加えると,どうやらこれはまったくレアなケースのようで,こちらの人もそんなことは聞いたことがないとのこと。ここでは電気事業は完全に民営化されていて,どこから電気を買うかは個人の自由に任されている。不動産屋によると,私のフラットが契約しているのは新興の会社で安くするからとのことで契約しているのだけれどやはり内部事情はお寒いのね〜とのこと。その後のニュースではお年寄りのうちに水道代6万ポンド(1000万円)の請求書が行き(もちろん間違い),彼が眠れなかったというものもあった。こちらでは郵便事業も民営化されていて,おかげでストなんかがある。日本の最近の構造改革のあげくに待っているのはこういう世界なのかと思うと空恐ろしい。政府はもう少し動物(人間)行動学について学んでから改革に着手して欲しいものである。(2001.6.6)

8,紙・かみ・カミ
イギリス人は活字が好き。地下鉄で仕事に向かうとほぼ100パーセントの人がなにか読んでる。「メトロ」という無料新聞もあるし,無料でないまでも安くしかもいろいろなおまけの読み物が付いてくるものもある。これらの「紙物」は当然廃品回収などなく容赦なくゴミ箱行き。ここまで新聞を安くできるならなぜティッシュペーパーをもっと安くできないのか?一箱150円以上する。こちらの人がハンカチで鼻をかむ理由が分かった気がする。紙といえば,女性にとって避けて通れないのが生理用品である。いわゆる日本で「ナプキン」と呼ばれている物はこちらでは「towel」である。まさに名は体を表すというとおり,イギリスの物はタオル級である。やや分厚くてひじょうに心地が悪い。薄い物もある。薄い物はこれがっ?というくらい面積がでかい。しかも液体の伝わり方をまったく考えていないとしか思えない質でいくら大きくしても意味がない。ぜひ日本製を輸出して,あの日本製品の使い心地をみなさんに味わってもらいたいと思うのであった。ところで生理用品といえばこちらのそのためのゴミ箱はすぐれ物である。ゴミ箱の中身を見なくてもよいようにデザインされている。(2001.6.8)

9,地下鉄とドアの鍵
私は閉所恐怖症である。暗いところや狭いところが嫌いなのかと思っていたが,どうやら自分が「はっと思い立ったときに自由に行動を起こせない環境」に恐怖を感じるようである。症状としては心臓が猛烈に早くうって体中が熱くなり,洋服でさえ自分の呼吸を妨げるものに感じて,とにかく早くここから出せと叫びたくなる。地下鉄で通勤しているがこれがまさに地獄である。駅でもないところでいきなり止まったり,大勢の人間を狭い階段でさばこうとするために,まったく流れなくなってしまったり,日々精神的な拷問に直面する。

ドアの鍵もいただけない。イギリスは泥棒さんが多いお国柄であちこちに鍵がある。私の研究室では部屋の入り口に3つの鍵。さらに内ドアがあってそれにも2つの鍵,合計5つの鍵を開けないと机にたどり着けない。問題は建物が古いせいでその鍵がどうも信用おけないのだ。1人で大学で仕事していたとき,用心のため鍵をひとつだけかけて部屋をでた。戻ってさあ開けようと思ったら鍵穴に鍵が入らない!部屋を閉め出されたのである。見方を変えればまるで廊下に閉じこめられたようで,すっかりパニックに陥ってしまった。(その後結局なんとかなった。)イギリスの建物は日本に比べて開放感に乏しい。ドアの立て付けも決してよいところばかりではない。はじめての場所に足を踏み入れるたびに,ちゃんとここから脱出できるのか確かめずいれらない。私にとってはやや生きづらい場所である。

しかし冷静に考えるとそもそもこの恐怖を感じることがナンセンスである。自由に動けないのがいやだとなれば,言ってみれば今の私はロンドンに縛られているし(そう考えるととても居心地の悪いいてもたってもいられない気持ちになるのである)さらにスケールを広げてみれば地球に縛られている。恐怖する心にはトイレに閉じこめられるのも地球に閉じこめられているのも大差ない。では地球から飛び出していけるような環境がいいかといえば,とてもじゃないが呼吸のできない大宇宙に狭い船に閉じこめられて旅立つなんて耐えられそうにない。結局自分の居場所がなくなってしまう。生きるということは限られたスペースの中でのみ成り立つかくも不自由なものなのである。冷静に考えて閉所恐怖症はナンセンスだとわかっていても,やっぱり地下鉄は怖い......(2001.8.19)

10,クリスマスシーズン到来
イギリスに来てはじめてのクリスマス。どんなんかな〜と楽しみしている。少なくともスーパーのラインナップは完全にクリスマス仕様になっている。クリスマスケーキ(クリスマスプディングや丸太ケーキ)の類はいうまでもなく,ワインやチーズ,ハムまでがクリスマスチックに変身している。いろいろなお手軽料理もパーティ向けになっている。誰か遊びに来ないかな〜宴会の準備したいよっと思わせるようなスーパーの諸々なのであった(2001.12.6)

11,ミラーボール現象
ずっと頭が重い。いまいちしゃっきりした気分にならない。これはおそらく太陽がとってもとっても低いところをほんの短い間だけかすめるように天空を横切る(ま,日本に比べればって事だけど),ここ・イギリスの冬の太陽のせいじゃないかと思う。どれくらい太陽が低いかっていうと,南中時刻にも関わらず部屋の奥の壁にまで日が射して,壁際に置いてある時計の振り子(水平に金属製の円盤が回るタイプのもの。その円盤には円周上に4つの球がついているのだ)がミラーボールのように,壁に光を走らせる。もし猫がいたら,その光に翻弄されて落ち着く暇もないだろう。これを我々はミラーボール現象と呼んでいる。きっとこれがなくなる頃にはロンドンに春が来る。しかし北海道より高緯度地方にある割には暖かい。気候には海洋(陸域)の分布がこんなに大きく影響しているのかと,実感する次第である(2002.1.21)

12,チェンジぷり〜ず
どんなにいい国でも、働くチャンスをうまく見つけられなかったり、あるいは働くということに対する信念からか、路上で周囲の人から無心することで生計をたてている人がいる。大都会ロンドンも例外ではなく、要所要所に必ず「チェンジプリ〜ズ」と単調に声をあげている人がいる。それはいい。しかし、どう見てもそのような立場とは思えない人から、時々小銭の無心をされることがある。どうやら電話をかけたいんだけど小銭が足りないとか、バスに乗りたいんだけど持ち合わせがないといった風情の人が、小銭をくれといって手を出してくる。日本人ならそういう場合、両替えを頼んだり、あるいは欲しくなくてもガムなどを買ったりして、正当に小銭を手に入れると思う。縁もゆかりもない通りすがりの人に100円くれというのは、よほど困った時だけだと思うし、少なくとも日本に30年以上住んでいて、そういう経験は多分一度もない(一度くらいあったか?)。全くイギリス人とは不思議である。階級社会だからなのかな?自分よりお金を持っていそうな人(どうひいき目に見ても私はお金を持ってそうには見えないはずだけど。でも日本人以外の何ものにも見えないことは認める。)からお金をもらうのは全く恥ずかしいことに当たらないようである。(2002.2.10)

13,がっこにこなくていいよ
日本はサッカーのワールドカップに夢中。開催国だし当然かな。イギリスも熱狂的である。お国芸なのでこれもまた当然かと思うのであるが,どうも今回は前回にくらべて熱狂度が高いらしい。これもホスト国の一つとしては喜ぶべきこと。さて来る金曜日はイングランド対ブラジル戦。時差の関係でこちらでは朝7時半のキックオフとなる。同僚の子供が通う学校では,その日は朝10時前に学校にくるなというお達しがでたとか。なんでも前回同じ時間帯にイングランドの試合があった時,教室に半分しか生徒があらわれず,当然それでは授業するわけにもいかずという顛末となったからなんだとか。日本も平日の日中にテレビの視聴率が異常に高かったらしいから似たもの同士かな。(2002.6.18)

14,テレビドラマ
日本での夜のお楽しみは宴会とテレビドラマ。思うに金沢へ移ったばかりの春のこと。寂しく一人のお誕生日を迎えていたら(ただし花見宴会のあと)、当時大好きだったキムタクにドラマで誕生日おめでとうといってもらって(正しくは言ってもらってたのは私じゃなく共演の山口さんでしたが)それとなくうれしくもしみじみしてしまったものです。ふっ。もちろんイギリスでもテレビドラマでハンサム&べっぴんハンティングをするのを楽しみにしていましたよ。なんたってイギリスは「ソープドラマ」とよばれる、テレビドラマ天国なのだ。と聞いていた。ところがどうも話が違う。もう一年以上たつのに、どうも話題のドラマに出てるのは禿げたオヤジ、腹の出た女の子(もちろん妊娠中って言う意味でなく)。テレビ雑誌の表紙を飾っているのも、あまり見てうっとりできそうもない、御面相ばかり....。いったいこれは美しさに関する好みの違いなのか、それともドラマに求めるものが違っているのか...。(2002.7.14)

15,詐欺に御注意
貨幣の一新があるのは楽しいもの。新しいデザインにきれいな新札、自動販売機を作る会社・それを利用している会社は大変だと思うけど、利用者としては悪い話ではない。ところがここ・イギリスで、それを利用したとんでもない(ってたいしたこないケド)詐欺にあってしまった。5ペンスコインは小さい銀色、10ペンスコインは大きい銀色。これが現行。30ペンスのおつりをもらうのに、10ペンスコインを3つもらった時のこと。後で、別の店でお金を払うときに10ペンスを払おうとしたら、どう見てもそのコインに「5」と書いてあるのだ!!もらった3つのコイン全部に!どうも以前(いつの頃なのかは知らないが)、5ペンス硬貨が大きい銀色であったころがあったらしい。どう見ても10ペンス硬貨(実はほんのちょっとだけ小振りなんだケド)で数字だけ「5」。全くすっかり騙されてしまった。私に30ペンス渡した人はどう考えても確信犯だったけど(ちなみにその店はJapan Centre、同じ日本人を騙すなんて全く最低!)、あまりに同じに見えるので、そうと気付かず流通していることもあるようである。(2002.10.10)

16,Great Briton
国民投票でGreat Britonを選ぼうという企画ものがあった。最後の10人にはダーウィン、ニュートン、シェークスピアなどそうそうたる顔ぶれが並び、イギリス人のなしたことの偉大さに感動したのも束の間。そのトップテンに順位をつける最後の投票がおわってあきれてしまった。トップにはなんとあのチャーチル首相。大戦時期の首相がトップになるなんて、やはり戦勝国イギリス。しかも3位にはダイアナ妃。一体彼女にダーウィンやニュートンを押さえてまで3位に入るどんな偉大さがあったというのか、イギリス人の見識の低さを見たような気がする。とはいえ振り返ってみればわが日本、偉大な10人にいったいだれが選ばれるのか?少なくともあまり国際的に認知度の高い人が選ばれるとも思えないし、そもそも認知どの高い人っているのか?でもこれは日本にすばらしい人がいなかったということじゃなく、単に今の国際社会が欧米中心主義であることの裏返しにしかすぎないようにも思う。そう思うとニュートンなんかを有り難がってないで日本でなされた優秀な仕事に光を当て宣伝しなくちゃとも思うけどそうしないところが日本人の奥ゆかしさなのかな?なんにせよ過去の偉業を掘り起こすために歴史研究家にはぜひがんばってもらいたいものである。(2002.12.12)

17,リサイクルされるコマーシャル
古いものを大切にするこの国だもの....というわけなのかどうなのか分からないが、TVコマーシャルが忘れたころにリサイクルされて出てくるのにはちょっと驚く。新製品だから宣伝してたんじゃなかったの??という感じ。宣伝を見なくなってから一年ほどもたってから、またその同じ宣伝が流れ出す。映画も同じであれっ去年の今頃も流してたよね?っというラインナップで同じようなタイトルが並んでいる。「アルマゲドン」がテレビで放映されていた時のこと、旦那いわく、私達が来てから3回目の放映だとのことだが、途中まるでテープが伸びているかのように音がよれよれになっているところがあり、ちょっと呆れてしまった。(2003.1.18)



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