目的
本国際会議は湖沼堆積物(バイカル湖,琵琶湖,古カトマンズ湖など)や風成堆積物(中国黄土高原)を用いた研究によって得られた陸域のプロセスに関する知識,情報を交換・共有し,東ユーラシアの長期環境変動について理解することを目的としている。 |
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バイカル湖は東シベリアに位置する構造湖である。その形成は3千万年前にまで遡ることができ,更新世には湖が一年中完全に氷に覆われるということがなかったため,少なくとも過去1千万年の連続した堆積物を擁する。堆積物の特徴は日射量変動を反映しているため,過去の長期環境変動についての貴重な情報を得ることができる。
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