レユニオン島訪問


2004年2月

在外研究員としてインド洋に浮かぶ小島レユニオン島(でもフランス領)に滞在している平松夫妻を訪ねました。私にとっては初めてのホットスポット火山訪問,しかもデカンの洪水玄武岩をうみ出したたくましい(?)ホットスポットということで,どんな所なのかわくわくしました。

現在も活発に玄武岩質溶岩(だと思います)を垂れ流しているフルネーズ火山に登りました。実際に噴火している場面に遭遇する幸運には見舞われませんでしたが,内側のカルデラを一周して内輪山の上で万歳しました。


   
到着したのはどんよりした空の日,雨期だから仕方ない。サンピエール空港はちょっとひなびた感じ。
レユニオン島フルネーズ山の外輪山(?)からカルデラと内輪山(?)を見渡す。カルデラ内にはスパターでできたコーンがあって登れました。
しわしわ表面・流れた後。しかし玄武岩質溶岩はどんどん流れて薄いのに,いったい柱状節理ができるような溶岩っていったい??と疑問がわきました。流れたものより,流れなかったものが多いに違いない。
溶岩流が直前で流れを変えて,埋もれるのを逃れた奇跡の教会だとか。まあ障害物があれば,流体は低いところに流れる訳だから当然のような気も....
だんなはゼノリス探しに夢中
ワインテイスティング中。典型的な超甘のワインじゃなかったのが残念ですが,上品な味わいでした。
   
 
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