戸室山大崩壊は18,200年前

ー崩壊堆積物中の木片の炭素同位体年代測定ー

2000年1月8日に金沢の新聞で報道

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新聞記事のコピーを下に掲げます

1.北國新聞2000年1月8日朝刊33ページ(地方社会面)

2.読売新聞2000年1月8日朝刊31ページ(石川地域ニュース)もどる

備考:炭素同位体年代は大阪の「ジオクロノロジージャパン株式会社」に依頼して測定しました.結果は18,200±200年(years BP)で,これは14C年代測定で慣例となっているLibbyの半減期 5,568年を採用し,西暦1950年までの経過年(years BP)で示したものです.14Cの半減期として現在使用されている最新の値,5,730年を用いて計算すると18,700±200年となります.年代誤差は,放射壊変の統計誤差(1σ)から算出された値です.

この年代測定結果については,雪解けを待って更に詳しい現地調査を行った上で,学会誌に投稿する予定です.


2000年01月08日作成,2001年06月21日更新