金沢大学理工研究域自然システム学系

森下 知晃 研究室

海洋プレート完全解剖計画

マントル掘削計画を紹介したTVニュース (Reuters:(英語))


NEWS ZEROのZEROhumanという40秒の人物紹介でとりあげてもらいました。2013年8月5日放送



日本列島は、四方を海に囲われた美しい国である。

その一方で、海洋プレートが沈み込む、地球上でも最も変動地域に位置してる。


そのため、火山、地震がおきるのだ。


その原因となる海洋プレートについて、我々はどれぐらい理解しているのであろうか?


特に、本研究室では、プレートの深部を構成している『マントル』とは何か?という視点で,海洋プレート完全解剖計画を提案したい。



マントルは、かんらん岩という石で構成されていると考えられている。。。


世界のかんらん岩体へリンク

 
 
 

地球は卵のような構造をしていて、殻(=地殻),白身(=マントル),黄身(核)で構成されています。

我々は、通常は殻の上に住んでいます。しかし、一枚殻を脱ぐと、そこはマントルが広がっています。

マントルを構成している岩石は、我々が通常見ている岩石と全く違うと考えられています。

















マントル物質が火山岩に「捕獲」されて地表に運ばれた例(左)。マントル物質は高い絶景の場所に露出している事が多い(イタリア フィネロ岩体 2011年調査風景)


左がロシア,バイカル湖付近Vitim地域のざくろ石(赤い結晶)を含むレルゾライト。荒井教授所有。


地球の大部分を構成しているマントル。マントルの変動が、地表の環境変動にも大きな影響を与えています。


月に行って直接岩石を採取できた人類も、いまだにマントルから直接ものを採取できていません。


マントルでは何が起きているでしょうか? 

マントルをどうやって研究しているのでしょうか?

生命の発生もマントルが関わっている可能性が高いです。


マントルの世界をのぞいてみてください。


本研究室では、人類初のマントル直接採取を目指します。

そして,その先にある地球外惑星探査に人材を送り込む事を、遠いけど近い将来の目標としています。



















上の写真右はアボガドです。形は丸くありませんが,マントル相当層(おいしい食べれる身の部分)の色がマントルかんらん岩のかんらん石のオリーブ色に似ているので、なかなか気に入っています。

2008年度に,町君,長島さん、原さん、名内さん、鈴木君が写真をとってくれました。


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地球の8割はマントル: 上の写真は、マントルを構成している(と思われる)物質を偏光顕微鏡(へんこうけんびきょう)でのぞいたものです。きれいですよね。