4.
キプロスのトル−ドスオフィオライトはその典型として有名であるが,近年の研究の結果,比較的拡大速度の遅い海嶺のトランスフォ−ム断層付近で生じたものであることがわかった.また,拡大軸の火成活動に続いて上部マントルの再溶融によってボニナイト類似の非常に枯渇したマグマを生じた.