野外調査法

2018/6/13 戸室火山群:
地図データのダウンロード(学外は不可):
金沢陰影図
戸室火山群の3次元DEMデータ

レポート課題:
1)カシミールで戸室山の3次元地形図を表示せよ:国土地理院からダウンロードした5 mメッシュDEMデータを使って,3次元地形図を表示させる
 *上のリストにある「戸室火山群の3次元DEMデータ」をダウンロードし,解凍する
 *カシミールからファイル→地図を開く→新しい地図を開く→解凍したフォルダを選び,その中にあるDEMデータファイルを開く→地図が読み込まれる
 !注意:カシミールの「基盤地図情報(標高)プラグイン 」をインストールしておかないと,DEMデータは読めない
 *カシミールのダウンロードのページから「基盤地図情報(標高)プラグイン 」をダウンロードし,インストールしておく

2)カシミールで表示した戸室山の3次元地形図の上に,戸室山の岩屑なだれ堆積物の分布範囲を境界線で囲んで示せ
 *地図上で作図しようとする境界線上の点にカーソルの矢印を合わせ,右クリック→新規作成→トラック作成
 *境界線上の次の点に順次カーソルの矢印を合わせ,左クリックする
 *同じ操作を繰り返し,最後の点を左クリックしたら,右クリックで確定
 *点の位置を修正するには:修正したい点を左クリックで選び,ドラッグして正しい場所に移動し,確定を選ぶ

3)観察ポイントに番号をふり,カシミールの上記の地形図上にプロットせよ
 *地図上のポイントの位置にカーソルの矢印を合わせ,右クリック→新規作成→ウェイポイント作成
 *緯度経度データがある場合は,とりあえず適当な位置にウェイポイントを作成し,カーソルの矢印を合わせ,右クリック→編集
 *編集ウインドウが表示されるので,そのウェイポイントをダブルクリック
 *ウェイポイント/ルートポイントのプロパティで緯度経度を正しく書き換える。#をクリックすると,緯度経度の表示単位を選べる(度分秒/度分/度)

4)作成した岩屑なだれ堆積物の分布域,観察ポイントを含む地図の範囲を印刷する
 *この時,ウェイポイントの名前が表示される設定になっていないと,どれが何番だがわからない。
 *メニューの表示→表示の設定→GPSポイントで「ウェイポイントを表示する」にチェックし,「名前をすべて表示」を選ぶ
 *ウェイポイント表記でフォントの色を見やすいものに設定→OK
 *メニューの編集→選択範囲を決定→範囲を地図上で設定する
 *メニューのファイル→印刷→表示範囲を印刷;スケールを入れることを忘れないように

5)レポートに地図を付けて提出(〆切:7/10)

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2018/7/4 能登福浦・金剛・富来: 実習用に観察予定地の地形図をカシミールで各自印刷して用意すること:
1)以下の観察予定地点データをカシミールで地図上にプロットせよ:
 !ヒント:観察予定地点はウェイポイントとして作成する

           Long. (E) Lat. (N)
  STOP-01 136.7191678 37.07553832
  STOP-02 136.7248241 37.08611695
  STOP-03 136.7264002 37.09452243
  STOP-04 136.7280956 37.09686772
  STOP-05 136.726143 37.10190273
  STOP-06 136.7274558 37.12252717
  STOP-07 136.7268001 37.13307985
  STOP-08 136.6852817 37.13621134
  STOP-09 136.6817535 37.13967468

2)観察予定地点を含む範囲の国土地理院の地形図をカシミールで表示し,実習用に印刷せよ
 *地形図を印刷する際に,縮尺を2万5千分の1にすること。全体を一度に印刷できなければ,適宜分割して印刷すること。
 *地図のスケール,地点名を正しく表示すること
 !ヒント:必要な地図はA3縦1枚に収まる範囲

 地球学コース資料室のプリンターで印刷する場合:
 *自分のパソコンと資料室のプリンターをUSBコードで接続する
 *プリンターのドライバーをインストールする
 *カシミールの印刷画面から印刷

レポート課題:
レポートはワードで作成し,地図,写真等を貼り付けてPDF化し,ファイルで提出
1)カシミールで表示した国土地理院地形図上に,観察地点をプロットし,適当な範囲をファイルとして保存
 *メニューのファイル→表示画像を保存→選択範囲を保存
 *地図のスケール,地点名を正しく表示すること
 !ヒント:A4レポート用紙に収まるように,地図の範囲はA4に収まるように分割する

2)ワードで作成したレポートに地図,写真等を貼り付ける
 *地図はレポートの最後にまとめて添付すればよい
 *写真やスケッチなどは本文中に挿入しても,本文の後にまとめて置いてもよい
 *地図,写真,スケッチには番号を付し,以下の例に示すように,番号を本文中で参照すること:
 (例)「観察地点を図1に示す。」
     「Stop-2では〜が見られた(図2)」

3)PDFファイルを提出:〆切:8/14  *ファイルサイズが大きい場合は,ファイル送信サービスなどを利用すること
  宅ファイル便
  

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金沢大学岩石学・火山学グループ

金沢大学地球学科