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(石渡先生作成)


Kanazawa University
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「ただいま〜!」‥はやぶさ帰還時の衝撃波音を公開!


 金沢大学理工研究域自然システム学系地球学コースの平松良浩准教授らのグループ(*)は、大阪市立科学館他が主催し9月17日(金)から21日(火)まで、大阪の近鉄百貨店阿倍野店にて開催される“西日本初公開!おかえり「はやぶさ」帰還カプセル特別公開”に協力し、帰還時に録音された「はやぶさ」帰還時の衝撃波音を公開いたします。
 音源ファイルを本ウエブサイトにて同時公開いたしますので、皆様のパソコンでもお楽しみください。衝撃波音は重低音域のエネルギーが強いため、ウーハーなどを備えた重低音のよく再現される環境で再生されると、より臨場感を持ってお聞き頂けると思います。はやぶさ君が地球大気を叩いて伝えてくれた「ただいま〜!」の声を聞いてあげてください!

 なお、本研究は科学研究費補助金 課題番号: 22403005基盤研究(B)(海外学術調査)「はやぶさ地球帰還時の大気圏再突入衝撃波による可聴下音波及び励起地震動の精密観測」(代表:平松良浩)の助成を受けて行われています。

はやぶさ帰還時の衝撃波音


※ご使用のスピーカーによっては衝撃波音が聞き取れない場合がございます。御了承下さい。
 

観測地の様子


観測地の写真


インフラサウンド観測装置の様子


光学観測の様子


はやぶさ本体およびカプセルの残した軌跡(機材協力:戸田雅之)

観測装置の画像は事前設置作業時に撮影したもの。観測データは、2010年6月13日夜、オーストラリア・ウーメラ立入禁止区域内(はやぶさ帰還軌道から約70km北に離れたGOS2観測点)にて記録。音波は毎秒約340mの音速で伝搬するため、発光と同時には観測されない。はやぶさ帰還に伴う発光が観測され終わってから数分後に衝撃波音が観測された。

*金沢大学、高知工科大学、国立天文台、名古屋大学、宇宙航空研究開発機構の5機関に所属する研究者による共同研究グループ

リンク:

 西日本初公開!おかえり「はやぶさ」帰還カプセル特別公開
 (主催:大阪市立科学館、大阪科学振興協会、近鉄百貨店)

 大阪市立科学館


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