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(石渡先生作成)


Kanazawa University
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町君(森下研)のハワイ大学(UH)滞在記


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1.はじめに

9月22日から27日まで担当教官である森下さんが滞在中のハワイ大学(UH)を訪れました。今回の訪問の目的は,10月4‐8日にトルコのAnkaraで開催される米国地質学会(GSA)のspecial meetingでの発表を前に議論と打ち合わせをするためです(GSAの様子はこちら)。

2.渡米前

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9月18日から20日まで日本地質学会に参加していたのと今回の訪問が急に決まったことで,準備に何かと戸惑いました。一番難儀したのは,ESTA(電子渡航認証システム)の認証です。ESTAの申請をしたことがある人は知っていると思いますが,ESTA申請のホームページにいくと出発の72時間前までには手続きを済ませるようにと書かれています。地質学会から帰ってきた次の日,9月21日,大学生協に行ってESTAの認証にはどれくらい時間がかかるのかを聞いたところ,やはり3‐4営業日かかると言われ,この時は,渡米は断念せざるを得ないという結論に至りました。ただ,その後,とりあえずESTAの申請をするだけでもしてみようと思いなおし,やってみたところあっけなく認証が下りました...何なんだと訝りながら,そのブラウザ画面を印刷して生協にダッシュ。これが21日の11時頃でした。生協で確認してもらったところ,人によっては認証に3-4営業日かかるという話だったらしく,無事航空券を予約,22日の便でハワイへ旅立てることとなりました。航空券のeチケットを受け取ったのは出発の24時間前を切っていました(汗)。 出国前にそんなドタバタがありましたが,22日の夕方に成田を飛び立ち,現地時間の22日の朝に無事ハワイに降り立つことができました。(写真はESTAの認証画面)

3.UH生活

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大学に着いて,短い間ではあるけども顔を合わせそうな人たちにあいさつ回りを済ませて,ランチを食べてから早速仕事でした。滞在中は食事と休憩以外は与えられたデスクの前にいるという単調な生活リズムでした(特に初めの2泊は研究室のソファーだったので)。仕事の方はというと先生に発表を見てもらって,スライドを直して原稿を作っては,見てもらうという繰り返しでした。その間,UHの学生のアリスさんにスライド内の英語をチェックしてもらったり,発表のあらすじを聞いてもらったりできたのはとても有意義だった。また,森下さんの受け入れ先の研究者であるEric Hellebrandさんにも1度話を聞いてもらうことができ,貴重なコメントをもらうこともできました。単純な生活リズムだったのですが,英語のお陰で緊張感のある生活でした。英語,えいご,エイゴ,はっきり言って自分の敵ですが,そうも言ってられない現実があるので,避けては通れない道,いい修業の機会だと思って過ごしていました。何よりも身近な森下さんが今でも修行と称して,毎週末のパーティーに参加している姿を目の当たりにして英語の修行に対する意識が以前と変わったように思います。もちろん現地での体験は大事だと思いますが,英語の修業は何も現地に行かなくてもできるので,日本でも日々修行を続けようと思います。(写真左:My Boss 写真右:アリスと自分)

4.ちょっと観光

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ハワイでは4泊4日(5日目の午前の飛行機で帰国)の日程だったのですが,帰国前日の午前中は森下さんの計らいで少しだけWaikiki観光に興じました。ちなみに森下さんはというといい波を求めて沖へ。森下さんがサーフィンに耽っている間,自分はと言うとぶらぶら散歩して,少しお土産を物色していました.短い時間ではあったのですが,ちょうど何かのお祭りだったらしく,歩行者天国状態でパレードをやっていたし,南国リゾート,ハワイの空気は味わえました。(写真:Waikiki Beach)

5.ハワイを飛び立つ

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飛行機は10時50分発だったのですが...,やってしまいました。 前日,森下さんとハワイの仲間たち(日本人)と夕食がてら飲んで帰ってきて,それからホテルで仕事をしていたのですが,そのままソファーの上でうたた寝して,気が付いたら朝の"10時"!さすがにパニクリました(汗)。荷物は全然まとめてなかったので,部屋に散らかっていた服やら勉強道具やらをとりあえずトランクの中に押し込んで,すぐにフロントへ。チェックアウトしてすぐにタクシーを呼んでくれと頼む。タクシーに乗り込んだのが10時10分くらいだったと思う。自分史上,最もてきぱき動いた10分間だったと思います。タクシーで空港に着いたのが10時半ごろ.慌ててチェックインカウンターを探すものの全然見つからず,行ったり来たり...(汗)。見つからないはずです。とあるおばさんに場所を聞いて行ってみるとチェックインカウンターは完全に片付いていました...藁にもすがる思いでカウンターの奥にいた人に話しかけた。事の次第を伝えると,何とかチェックインはできました。ただ,とにかく走って搭乗ゲートまで行ってくれとのこと。セキュリティーチェックをパスすると右と左に道が分かれていた...広いHonolulu空港...とりあえず,こっちと思った方向に走ってみた。でも搭乗ゲートが分からない....近場の免税店の店員に聞くと「まっすぐあっち」...逆だった...走ったさ。ひたすら.行けども行けども自分の搭乗ゲートが見えない...ついにたどり着いたのは空港の一番端っこの搭乗ゲート。ついに自分の搭乗ゲートを見つけることができました。奇跡的に搭乗予定の飛行機に間に合いました。 帰国してからこのことを何人かに話しましたが,みんな驚いていました...よく間に合ったなと...(汗)。 出発前から帰国まで,色々とヒヤヒヤする,あっという間の4泊5日Hawaiiの旅でした。(写真:飛行機からの富士山)

6.ギャラリー1

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左:修行中・・・ 右上:夜のHUとHUの住人 右下:Parade, Lady Gaga の Poker Face を必死で踊る高校生?(写真をクリックすると拡大します)

7.ギャラリー2

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左:サーフィンの神様(デューク・カハナモク) 右:ハワイっぽい植物たち。左上:ブルメリア、右上:ジンジャー、下:バニアンの大樹、こんなどっしりと根を張った人間になりたいもんです(写真をクリックすると拡大します)

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